新生児はいつまで?どこまで成長するの?どんな特徴・悩みがあるの?

新生児の時は、とにかく赤ちゃんもママも初めてのことばかりで戸惑いがちです。
何より、まず新生児はいつまでを言うのか?このような疑問も浮かびます。そして、その他にも不安がたくさんでてきます。
新生児の時は、
- 何をすればいいのか?
- どんなことがあるのか?
- これは普通のことなのか?
このような疑問や不安がたくさんあります。
ぜひ、その不安を解消しましょう!
そのためここでは、いろんな新生児の特徴や悩みを紹介していきます。参考にしてみてください。
もくじ
新生児はいつまでなのか?
一般的には、新生児は生後0ヶ月目を言います。
つまり、1ヶ月後には新生児卒業です。
厳密には、新生児の定義は法律でも決められています。そこでは、生後28日経過となっているため、新生児は生後28日までを言います。
この時期は、自分自身の意思で動くことができません。いわゆる原始反射という動作が起こります。原始反射が完全に見られなくなるのは、短いもので生後1ヶ月後で、長いものでは1歳くらいまであります。
しかし、顕著に全ての動作が見れる時期は、新生児の今の時期だけです。そのため、外からの刺激に対して反射的に体を動かすため、自発性がない時期になります。そのため、新生児という特別な呼び方をするのかもしれませんね。
新生児の時は何をすればいいのか?
基本的に、赤ちゃんと常に一緒に過ごします。
新生児は、寝ても3時間程度で、起きてはグズグズしたり泣いたりします。ママはおむつを替えたり、母乳をあげたり、ミルクをあげたり、とにかく忙しいです。
しかも、生活リズムは完全に乱れます。新生児は、夜ぐっすり寝てくれることはありません。そのため、ママの睡眠時間はほとんど無いのが普通になります。
とにかく、母乳・おむつ替え・抱っこを3時間くらいの周期で常に繰り返している状態です。その中で、ご飯の支度・洗濯・洗い物・掃除・お風呂などの日常の家事を行なっていると、さらに睡眠時間は削られていきます。
産後にうつ状態になってしまう人も少なくありません。だからこそ、1人で頑張らずに夫にも家の中でガッツリ働いてもらいましょう。
きっと、「もっと子供の面倒見てよっ!」と、パパに言えないママもいるかもしれません。
日頃パパは仕事をしているため、大変なことを知っているだけに、ママとしては言いだしにくい事もあるかもしれませんが、絶対に言葉にして伝えることが大事です。
子育ては絶対に夫婦で行うべきです。
それでも、なかなかパパの理解を得られない!と、感じているママも多いかもしれません。
しかし、ママが無理して倒れてしまうよりは、パパに協力をしてもらって乗り越えた方が断然素敵です。夫婦の絆も深まります。何よりパパのためでもあります。
新生児の時に、そこまで子育てに協力的ではありませんでした。そのため、全ての子育ての負荷が妻にかかり、妻は精神的に落ち込んでいた時期です。うつ病寸前までいきました。本当にたくさんの喧嘩を繰り返し、一時期別居もしました。だからこそ、痛感しています。そして、申し訳ない気持ちもあり、今があります。
何より家族に迷惑をかけないようにして、先の経済的余裕を見てから、一度仕事を辞めて、今は子育てに向き合っています。子供のちょっと手のかかる時期が終わったら、また仕事復帰する予定です。もちろん、仕事を辞める理由としては、仕事の価値観もありましたが、主に子どもと向き合う時間を優先したかったのが理由です。
何より、安定した仕事を辞める恐怖より、子供と今を大事に向き合って生きられない方が怖いと思ったから、今は何も後悔していません。そして、子育てを夫婦で行い、妻の負担も減りました。
自分としては、一度仕事という前線を退く子育ての仕方!そういう生き方もあると考えています。
この辺りの想いは、プロフィールでも詳しく紹介しています。
新生児の時は不快泣きがほとんど
新生児の時は、体内時計も生活リズムも整っていません。つまり、夜寝るという大人でいう普通の生活リズムがありません。
そのため、夜泣きというよりは、不快泣きです。常に何かの不快症状で泣いています。
例えば、
- おむつの不快感
- お腹が空いた不快感
- 暑かったり寒かったりする気温に対する不快感
など、様々なことに敏感になっています。
だからこそ、赤ちゃんがなぜ泣いているのか?普段から気にかけてあげましょう。
新生児の時にミルクに頼ると激痛の乳腺炎になるかも!
新生児の時は、
- おしっこ20回程度
- うんち10回程度
- 授乳15回程度
あります。
これだけ大変なお世話があると、授乳も大変になるため、ミルクで済ませる時もあるかもしれません。
しかし、授乳時間を大きく開けてしまうと、母乳が詰まり乳腺炎になることがあります。乳腺炎の原因は、傷口から菌が入った場合や、母乳が溜まってしこりができてしまうことで起こります。
乳腺炎は、
- 発熱
- 頭痛
- 乳房の痛み
を伴い、痛みは激痛になる場合もあります。
そのため、赤ちゃんに常に授乳して大変な時期ですが、なるべく母乳が詰まらないように、赤ちゃんに吸ってもらうことが大事になります。
私は、2回は乳腺炎になっています。
お出かけ中だったので、めんどくさいと思い、ミルクで済ませていました。そして、一日を乗り切った夜に乳房が激痛になり、乳腺炎だと判明しました。結局、母乳が溜まり乳腺が詰まってしまったことが原因だったようです。
授乳に慣れていなかったため、うまく吸わせることが出来ず、乳首が傷だらけになりました。そこから菌が入って乳腺炎になりました。傷ができた時は、授乳もしなくちゃけないし、傷は痛いしでとても苦痛でした。
新生児の特徴を知ってママの悩みを解消しよう
新生児のことで、ちょっとしたことが気になります。ママも子育て初心者です。わからないことだらけです。
新生児に起こりがちなちょっとした変化と対処法を、ここでは紹介します。
頭の形がいびつ?
赤ちゃんは、生まれてすぐの場合は、頭の形がいびつであることが良くあります。お頭が長く伸びていたり、偏っていたり様々です。
しかし、一般的に、狭い産道を通ってくるので、細長く伸びている赤ちゃんは多いと思います。うちの子もそうでした。頭の形が治るのか心配になる人が多いと思いますが、ほとんどの場合自然に治ります。
もともと、赤ちゃんは脳の成長と産道を通るために、頭の骨が分かれています。そのため、外からの圧迫で、一時的に頭の形が変化することがあります。しかし、それが頭蓋骨や脳を守る仕組みであり、正常な動きと言えます。
毛深くて将来が心配
生まれたばかりの時は、毛深くて当たり前だと思ってください。男の子も女の子も、背中や胸に濃い産毛が生えていることもあります。
しかし、これは皮膚を保護するためのもので、生えているのが正常です。個人差で、毛深い子や薄い子がいますが、基本的に成長とともに毛は薄くなっていきます。
眉毛や髪の生え際にかさぶたができる
赤ちゃんの眉毛や髪の生え際に湿疹ができて、その後かさぶたが出来る場合があります。個人差はありますが、たくさんかさぶたが出来てしまう赤ちゃんもいると思います。
しかし、もともと赤ちゃんは皮脂の分泌が多いため、こういった症状が出る場合があります。この症状を、乳児脂漏性湿疹と言います。
かさぶたは、無理に剥がさずに、オイルなどで柔らかくして取ってあげましょう。
げっぷしないけれど大丈夫?
ミルクや母乳を飲ませた後は、げっぷをさせるようにします。理由として、赤ちゃんはまだミルクを飲むのが上手ではないため、一緒に空気も飲んでしまうためです。
空気がお腹に残っている状態で、赤ちゃんを仰向けで寝かせてしまうと、寝ている時にげっぷとミルクが出てしまい窒息の危険が伴います。
そのため、授乳後はげっぷをさせなければいけないのですが、なかなかげっぷが出ない時もあります。
しかし、それはもしかしたらちゃんと空気を飲み込まずに飲めた場合かもしれません。見た目で判断できず難しいところですが、色々やってげっぷが出ない場合は、無理にげっぷをさせようと長時間トントンせずに、寝かせてから様子を見ておくと良いでしょう。
おへそのじゅくじゅくが気になる
へその緒が取れた場所は、しばらくの間じゅくじゅくしています。稀に菌が入り感染症を起こします。
感染症を起こした場合は、おへその周りが赤く腫れてきたり、膿が出るため、すぐに病院に行きましょう。しかし、特に異常感がなければ様子を見ましょう。1ヶ月くらいで乾いてきます。
黄疸が気になる
黄疸の中でも、母乳性黄疸といわれるものは新生児にはよく起こる症状です。この場合は、基本的に自然に治るため、様子見で大丈夫です。
赤ちゃんは基本的に、血液中にビリルビン色素が増えて黄色く見えることがありますが、肝臓で分解されます。しかし、母乳に含まれるホルモンによって肝機能が低下してしまうため、肝臓での分解が遅くなることがあります。そうなると、血中のビリルビンは多い状態が保たれるので、黄疸になります。
赤ちゃんの状態を見ながら、他に問題がなければ様子見でも良いでしょう。しかし、少しでも異常感があった場合はすぐに病院に行きましょう。
まとめ
生後0ヶ月の赤ちゃんは、新生児と言います。
この頃は、楽しい原始反射というコミュニケーションも取れますが、生活リズムが整っていない赤ちゃんとの生活はすごく大変です。
睡眠時間は3時間程度で母乳・おむつ替え・抱っこの繰り返しです。体を壊さないように、根気強く乗り越えるためにも、ぜひ夫婦で協力して乗り越えてください。