妊娠10ヶ月の臨月!5つの出産の兆候を感じたら陣痛に備えましょう

妊娠10ヶ月は、妊娠36週以降になり臨月にあたります。そして、赤ちゃんが産まれてきても問題がない期間である正期産は、妊娠37週~41週6日までになります。
そのため、妊娠10ヶ月は、出産間近と言えます。
つまり、いつ出産してもおかしくない週数になります。しかも、赤ちゃんの体の機能がしっかり整い、いつ産まれてきても健康な状態になります。
ここまできたら、あとはママと赤ちゃんの出産に向けての準備と心構えが大事になります。
そして、出産の兆候を感じたら、陣痛に備えて、早めに病院に行き安心して出産に備えましょう。
出産の兆候の後に、陣痛などの症状が現れます。そうしたら、病院に連絡をして、入院する準備をします。
こちらの記事では、実際にいつ病院に連絡を入れるのかを具体的に解説しています。
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もくじ
臨月の母体はどんな状態?
妊娠10ヶ月になると、赤ちゃんも出産の準備に入るため、下にさがって骨盤に入り込みます。
このとき骨盤が緩み、足の付け根がより痛み始めます。骨盤に赤ちゃんがおさまると、胎動が少なくなってくるので、激しい胎動の痛みから解放されます。
また、お腹が張る回数も増えてきます。そのため、少しでもお腹が張ったら休むようにしましょう。
しかし、出産には体力も必要です。動けるときは、少しでもいいので無理のない体力づくりもしていきましょう。
ママは常にスタンバイ状態に
妊娠10ヶ月になると、少しお腹が張っただけでも、破水してしまい陣痛につながる場合があります。
いつ産まれてもおかしくないのです!
気をつけていても、出かけているときに破水してしまう場合もあります。そのため、常に母子健康手帳・健康保険証を持参して、いつでも病院に行ける状態にしておきましょう。
もし1人で出かけている場合は、常に夫や家族に連絡がつくような状態にしておいてください。
夫の場合は、仕事かもしれませんが、携帯をこまめに確認して仕事してもらいましょう。
夫は、あらかじめ職場に、妻の出産時期を伝えておきましょう。
そして、病院もしくは妻から連絡がきたら、仕事を切り上げてすぐに病院に向かってください。事前に、職場の理解を得ておくことが大事です。
このときに無いと信じたいですが、職場に事前に伝えてあったとしても、「どんな状況でも職場を離れるな!」と言われる場合は、理解に苦しみますが、ここは会社がどうとか関係なしに、あなたにとって最善の選択をしてください。
仕事が人命に関わらない製造や営業に関する職場であれば、代理はいくらでもきくはずです。もし代理がきかないと言うのならば、そもそもその発言をした上司の裁量に疑問を感じますし、会社の問題だと感じます。だからこそ、事前にあらゆる方法で自力で代理を用意しておいて、仕事を抜け出して病院に向かいます。もし、自分がそうあるべきだと思ったら、そうしようと努力します。
しかし、出産には立ち会いたいけれど、職場事情があって行けるかわからないと、諦めかけたり迷っている夫もいると思います。
でも、そこはもっとわがままでもいいと思います。だって自分の人生ですもんね!
もし迷うことがあれば、自分の人生において何が大事か?考えるチャンスだと思います。会社に依存して、新人だから無理とか、自分が抜けたら現場が回らないとか、過剰な会社のルールに縛られる必要は全くありません。
自分否定や出来ない理由の前に、絶対にできる事があります。それが、自分がどんな立場であってもです。だから、自ら会社の器を見極めても良いと思います。そうすれば、絶対に自分が何をすべきかわかってくるはずです。
少し熱が入って、うざい感じになってしまいましたが、でも極論そうだと思います。
「出産ってそんな大事?」
このように思う人もいるかもしれませんが、もちろん個々の感じ方は違います。
もちろん出産に限らず、それぞれに大切なことがあるはずです。それを会社や仕事のせいにして、自らを捻じ曲げることはしなくていいって事なんです!
みんな、大切にする考え方は違って当たり前だと思います。しかし、自分にとっては出産は大事だったんです。実際に、子供が生まれて180度人生観が変わりました。
ちなみに、自分の妻の出産の時は、連絡をもらってすぐ仕事場を抜け出し病院に行きました。そして、その後1週間の有給をとりました。1週間の有給中の代理については、結構無理を言って事前に同僚にお願いしました。自分の場合は、どちらかというと、とても好意的な職場でした。
ここまで、うざったく述べてしまいましたが、結局何一つをとっても、『自分の大事なもの』を貫くことって大切ですよね!
きっと家族を大切にするからこそ、仕事を頑張りすぎて、身動きできない男性が多いと思います。
だからこそ、こんなことを書いてみました!
出産の兆候はどんなものがあるの?
出産の兆候にも個人差があります。
中には、兆候がなくて陣痛になる人も少なくありません。しかし、出産直前の兆候を知っておくことで、早めに気付いて病院に向かい安心して出産に備えられます。
だからこそ、出産の兆候を見逃さないように日頃から注意しておきましょう。
【補足】
基本的に、出産の兆候を感じて、その後陣痛につながります。
そのため、兆候があってすぐに出産の可能性があるというわけではありません。兆候の後に陣痛がきて、陣痛の間隔が一定になり、短くなってくると出産が近くなります。
それでは、出産の兆候の症状を説明します。
おしるし
出産の兆候として代表的なものが、おしるしです。
おしるしは、血のまじったおりものが出る症状で、全体の4割の人は経験すると言われています。色味は、ピンク・茶褐色・黒っぽいものが一般的です。
このときに、大量出血・鮮血・激しい痛みが出る場合は、おしるしとは違い、前置胎盤などの危険があるのですぐに病院に行きましょう。前置胎盤の場合は、胎盤が子宮口を塞いでしまっているので、帝王切開での出産になります。
お腹が下がってくる
子宮が下がって赤ちゃんが骨盤の中に入り込みます。そのときに、大きなお腹も下にさがってきて、お腹の下の方が重くなってきます。
この状態になると、赤ちゃんも出産に向けての準備に入ったことになるため、出産も近いと判断できます。
お腹がよく張るようになる
お腹がよく張るようになって、苦しく感じるようになります。
正期産になると、個人差はありますが、お腹が不規則な間隔で痛みを伴う前駆陣痛を繰り返す人もいます。
このお腹の張りの間隔が15分間隔・10分間隔と一定の間隔が短くなってくるとそのまま陣痛につながります。
足の付け根が痛い
ママの体は出産に備えて、骨盤が広がります。
恥骨の結合部が緩んで広がるので、そのときに痛みが伴います。骨盤が広がって子宮が柔らかくなってくると、出産も近い状態です。
胎動が少なくなる
骨盤の中に赤ちゃんがおさまるので、胎動が少なくなります。胎動が少なくなってくると、赤ちゃんも出産に備えてスタンバイが出来てきた証拠です。
まとめ
いよいよ出産間近です!
ちょっとした出産の兆候を見逃さずに、ママは日頃から体の変化を気にかけましょう。そして、いつ病院に行っても大丈夫なように、母子健康手帳や健康保険証を持参して行動するように心がけてください。