子供の内斜視は現代病?スマホに頼る子育ての落とし穴!

最近では、当たり前になったスマホ!
しかも、今では子供がスマホを使うのも、当たり前の時代になりました。
例えば、
- スマホのゲームをやらせる
- スマホで動画を見せる
- スマホで音楽を聴かせる
このように、今のパパ・ママは子育てにもスマホを活用しています。
しかし、ちょっとした問題があります!
それは、内斜視になりやすいという事です。最近では、子供が内斜視になる割合は、過去と比較すると約3倍と言われています。それだけ、現代病というべきものです。そして、有識者はこの状態に警鐘を鳴らしています。
それだけ、問題になっている内斜視ですが、
- なぜ、今の子供に内斜視が増えたのか?
- どういった事が原因で、内斜視になってしまうのか?
まずは、こういった原因を知る必要があります。
そして、いま子育てしているママ・パパはどういった事に気をつけるべきなのか?そういった注意するべき点も含めて説明していきます。
もくじ
内斜視とは何?
まず、斜視から説明します。斜視とは、左右の黒目の部分が非対称になってしまう症状です。ここでいう内斜視は、左右の黒目が内側に向いてしまう症状です。ちなみに、黒目が外へ向いてしまった場合は、外斜視と言います。
ちなみに、内斜視は、一回なってしまうと自然に治ることが少なく、手術を行う結果になるかもしれません。そのため、注意が必要です。
内斜視になるとどんな症状が出る?
内斜視になってしまうと、目の前の物が二重に見えてしまったり、ぼやけて見えたりします。そのため、症状が重くなると、歩行することもきつくなってきます。
また、症状が軽い時は、スマホを見続けた後に、片目を手で隠してどちらかの目が急に見づらい状況になっていた場合は、内斜視予備軍と言っても良いでしょう。
内斜視には2種類ある?
今問題になっているのは、先天性ではなく、スマホなどの外的要因によって発生する内斜視です。しかし、中には赤ちゃんの頃に起こる急性内斜視という病気もあります。
なぜ今になって内斜視は増えてしまったのか?
今になって増えてしまった事実として、ちょうど2007年にiPhone第1号が出てから、2010年にはスマホが普及したことが関係しています。
要するに、今の20代の子育て世代の親は、子供の頃から携帯・スマホに慣れ親しんできた世代であり、ごく普通にスマホも生活の一部となっていました。そのため、あまり抵抗なく、子供にもスマホを使わせているという現状があります。
そして、もう一つは、便利ということです。実際にうちでもスマホを2歳児に見せています。
なぜかというと、スマホをやらせておくと子供はおとなしくしてくれるので、手がかからないという事です。もちろん、そんな便利なものであれば、使わない手はありません。実際に、ママもパパも子育てに疲れているので、ちょっとした時間であればスマホを使わせても良いと個人的には思います。
- 子供に、当たり前のようにスマホを使わせる時代になった
- 子供に、スマホを渡しておくとおとなしくしてくれるので便利
子供はどうして内斜視になってしまうのか?原因は何?
子供がスマホを使うことはわかったのですが、そのスマホがどのように影響しているのでしょうか?
簡単に言ってしまうと、
- スマホを見る距離が近い
- スマホを長時間使っている
この2つになります。
子供の場合は、手も短く、大人よりもスマホの画面を見る距離は、限りなく目に近い状態です。目から15〜20cmくらいの場合もあります。とにかく、大人が思っているよりも、目に近づけて見ているのが現状です。
また、子供は疲れるという感覚が鈍いのか、親が止めない限りずっとスマホをやり続ける傾向にあります。そのため、気づかないうちに1時間2時間と時間が過ぎていきます。
その間ずっと、小さい画面に集中して見ているため、目を真ん中に寄せている状態が長時間続いています。これがいわゆる寄り目にさせてしまう原因です。つまり、内斜視になりやすくなるのです。
子供が内斜視にならないように何に気をつければいいのか?
簡単に言ってしまうと、「スマホをさせない!」と言えますが、絶対にそれは不可能だと感じます。
そのため、スマホを使う時は、
- 長時間スマホをやらせない
- スマホを見る時は、目から30cm以上離して使わせる
- 30分に一度、10分程度の休憩をさせる
このような事を、心がけましょう。
なかなか、子供も言うことを聞いてくれないかもしれませんが、健康上の問題でもあるので、ここはしっかり注意しましょう。
まとめ
現代病とも言える、内斜視!
スマホが普及して、子育てで活用できるスマホだからこそ、どうしても頼りがちになりますが、しっかり注意すべきところは、注意しましょう。それが、子供を守ることにもなります。