出産後の入院期間は何日あるの?どんなスケジュールになっているの?

出産後の入院期間は何日あるのか?
スケジュールはどうなっているのか?
色々と、出産前から気にして調べる人もいるかもしれません。しかし、妊娠期間中の環境や、出産で忙しくて出来ていない人もいると思います。
そのため、ここでは一般的な日数とスケジュールについて説明します。
【補足】
一般的な情報のため、産院間での違いはあります。そのため、詳しい情報を知るためには、事前に産院への確認が必要になります。
もくじ
出産後の入院期間は何日?
入院期間は、産院によって違いますが、
一般的に3日~5日です。
出産後すぐのため、ママはゆっくり休むことが多いです。その間、赤ちゃんのお世話は助産師が請け負ってくれます。
授乳・おむつ替え・抱っこ・沐浴などの練習や、退院指導を受けます。
初産であれば、とても大事な3日間になります。とにかく覚えることがたくさんあります。また、助産師もいるため、不安があればいつでも相談できるとても貴重な期間です。
退院する日になります。
いよいよ、自分たちと赤ちゃんとの生活が始まります。嬉しくもあり、不安もたくさんあると思います。パパとママ2人で頑張りましょう。
出産後の入院期間のスケジュールはどうなっているのか?
スケジュールは、産院による違いはありますが、サービスの違いはあっても、一般的な練習や指導にはほとんど変わりがありません。
簡単な1日の時間別スケジュール
一般的な1日の予定を、時間表であらわします。ちなみに、産院によっては、時間の割り振りは多少変わってきます。
【1日のスケジュール】
赤ちゃんの検温・診察・検査
朝食
ママの検温・診察・検査
授乳練習・おむつ替え練習・抱っこ練習・沐浴練習・その他の指導
昼食
面会時間
夕食
消灯
出産当日の過ごし方
分娩室で出産を終えたら、2時間程度は分娩室で安静にした後、病室にいきます。
その後、赤ちゃんは助産師がお世話をしてくれるため、ママはゆっくり休みます。
出産後1日目と2日目の過ごし方
母子同室であれば、1日目に赤ちゃんが同じ部屋にやって来ます。
そして、本格的にママの習い事が始まります。初産であれば、何もかもが新しい経験で上手にできるまでは少し時間がかかります。
授乳の練習
助産師の授乳指導のもと、授乳中の抱っこの仕方や、上手に飲ませる方法や、授乳後のゲップのさせ方などを習います。
おむつ替えの練習
おむつ替えも行います。はじめは慣れないですが、回数をこなす事で早くできるようになります。
おむつ替えは、今後パパにも協力してもらうことになるので、面会時にはパパにもやってもらいましょう。あとは、赤ちゃんの便の状態など、基礎的な知識を教えてくれます。
抱っこの練習
抱っこの練習を行います。赤ちゃんは、首が座っていないため、持ち上げると首がふにゃっとします。そのため、ちゃんと頭を支えて抱っこしましょう。はじめは慣れない人ばかりで、とてもぎこちない様子になります。
出産後3日目の過ごし方
退院前日のため、ママの退院検査と赤ちゃんのマススクリーニング検査(先天性代謝異常検査)があります。先天性代謝異常検査は、赤ちゃんが生まれつき持っている先天性の病気がないか検査します。
また、退院後の赤ちゃんとの過ごし方や、ママの体がどうやって回復していくのか、何に気をつけたらいいのか、いろんなアドバイスがあります。産後の総合的な生活指導があります。
出産後4日目の過ごし方
退院の準備をしていきます。赤ちゃんに自分たちが選んだ服を着せて、我が家に向かう準備です。
あとは、入院中の荷物がたくさんあるので、退院日はパパに車で迎えに来てもらって、パパは荷物を持ってあげましょう。
ママが赤ちゃんを抱っこすると、荷物を持てる人はパパしかいません。
まとめ
出産後の入院期間は、とても貴重な時間です。
ママは、ママになった実感もあるでしょう。また、パパがおむつ替えや抱っこをすることで、パパになった実感を感じる時かもしれません。パパとママのはじめての経験が始まります。
また、少しでも不安なことがあったら助産師に相談して、これからの赤ちゃんとの生活を有意義にするためにも、たくさん大事なことを学びましょう。